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バフェットの米国株銘柄選択手法ーバフェットロジーの全貌

バフェットの投資手法に関する投資入門書

マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツにならぶ大金持ちであるウォーレン・バフェットですが、彼の投資手法に関する書物は数多く出ています。

ただし、それらはバフェットが自ら直接書いた内容ではありません。

バフェットが投資においてどのように銘柄選択を実行しているかについて詳しく書かれた本が、とある近い人によって書かれています。

とある人とは、誰でしょうか。

それは、バフェットの息子の元妻、メアリー・バフェットです。

つまり、義理の娘だったひとというわけです。

義理の娘だった、というのは、現在はどうやら息子さんとは離婚しているようです。

何ともアメリカらしい状況ですが、何はともあれ、いくつかその本とアプローチを紹介していきます。

メアリー・バフェットはバフェットの投資手法のことを「バフェットロジー」と呼んでいます。

そのバフェットロジーの中でも重要な内容をいくつか紹介しておきます。

  • 株主資本へのリターンは適切か(ROEは高いか)
  • 総資産へのリターンは適切か(ROAは高いか)
  • 利益は過去のトレンドは適切か(利益の安定性)
  • 借入が少ないか(財務体質の安定性)
  • 競争優位にある商品やサービスの種類(コアビジネスの競争力)

などなどです。投資を始められた方でも、いくつかはピンとくる内容なのではないでしょうか。

さらに知りたい方は、「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」をご参照ください。

このメアリー・バフェットは、商売が上手で、上の本以外にもいくつか出版しています。

財務分析を具体的にどうすればよいかをしたりたい方は、「史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール」が参考になります。ただし、簿記2から3級程度の基礎的な会計の知識が必要となりますが、そういった知識がなくても読み進めることはできます。

バフェットの投資や生き方についての語録を知りたい方は、「史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵 」が便利でしょう。

バフェットの考えが本当にわかる文章

さて、ここまでバフェットの近親者であった人による書物を確認してきましたが、バフェットが直接書いている文章はないのでしょうか。

実は、一つだけ、あります。

それは何かというと、バフェットが経営しているバークシャー・ハサウェイのアニュアルレポートです。こちらはインターネットでアクセスして、だれでも自由に見ることができます。

ただし、本文は全文英語です。そうしたバフェットの言葉をさらに分析しようとする書物も出版されています。バークシャーのアニュアルレポートは、編集者によりきっちり編集されています。その編集者による本、「完全読解 伝説の投資家バフェットの教え」は勉強になります。少し記載が詳細にわたっていますが勉強になります。

バフェットの自伝・伝記

バフェットの生い立ちから、投資の考え方などを知るために最高の本が出版されました。バフェットは自伝を数年前に出版しました。

文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉

バフェットといえども、すでに年齢はかなり言っています。

2015年で85歳になります。

バフェットの後継者の必要性も叫ばれるなど、バークシャーの経営課題ともなっています。

そういった意味でも、生のバフェットのことはますます重要となっています。